世界中で大人気!温泉に入る野生のサルが見れる「地獄谷野猿公苑」への行き方-後編-

皆さん、海外で有名な「SNOW MONKEY(スノーモンキー)」が見れる、長野県「地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)」を知っていますか?

「雪景色のなか、温泉に入る野生のサルが見れる!」と有名で、毎年雪が降る季節になると、世界中から観光客が訪れるんです。

(ちなみに外国の友人に「日本といえば?」と質問すると「スノーモンキー!」という返答が返ってくることもよくあります)

2022年1月8日~9日に行ってきたのですが、コロナ禍でも外国人観光客やカメラマンが目立ちました。

今回は最寄り駅「湯田中駅」から「地獄谷野猿公苑」までの行き方をご紹介します。(後編)

地獄谷野猿公苑「交通案内」

※アクセスする際の注意点※
・地獄谷野猿公苑は営業時間が9時~16時まで(冬季)
・地獄谷野猿公苑の最寄りバス停(スノーモンキーパーク)までのバス発車本数は1時間に1本のみ
・地獄谷野猿公苑までは「山林徒歩30分」かかるので、なるべく早め早めの行動が重要です
・サルが温泉に入るのは12月~3月がメイン
・冬季は雪があちこちに積もっているので、滑りづらい登山靴がおすすめです

目次

「地獄谷野猿公苑」までの移動方法

東京から地獄谷野猿公苑までのアクセス概要は、下記記事をご参照ください!
今回は、最寄り駅「湯田中駅」から地獄谷野猿公苑までの道のりをご紹介します。

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1.最寄り駅の湯田中駅近くでランチ

湯田中駅に到着して、スノーモンキーパークへのバスチケットを購入しようとしたのですが、運悪く次のバスは2時間後…

時間が余ってしまったので、はやめにランチをとることにしました。

今回訪れたのは「味処 みかさ」です。

ラーメン、ヒレカツ、親子丼など、さまざまなメニューを提供している定食屋さんです。

今回は、親子丼(650円)とべトコンラーメン(800円)を注文しました。

親子丼はこちら。

ふわふわの卵と、玉ねぎの自然な甘さ、だしの味もしっかりしていて、とても美味しかったです!

ベトコンラーメンも野菜たっぷりで、にんにくがゴロゴロたくさん入っており、とても美味しくいただきました。(動画でご紹介しています!)

食後は腹ごなしに商店街を散策。

レトロなお店や、可愛らしい雪だるまを見ながらほっこりしました。

2.タクシーで湯田中駅から地獄谷野猿公苑専用駐車場へ

湯田中駅前にはタクシーが常時停車しているので、運転手さんに「野猿公苑に行きたいのですが」と言えば「地獄谷野猿公苑入口専用駐車場」まで連れて行ってくれます。

冬季に関しては、タクシー料金は割増料金になります。
湯田中駅から専用駐車場まで約2000円程度です。乗車前に確認しましょう!

地獄谷野猿公苑「交通案内」

3.山林の遊歩道を歩きながら地獄谷野猿公苑へ

地獄谷野猿公苑入口専用駐車場」から、野猿公苑入口までは約5分。

入り口のすぐ左にはお土産屋さん「SNOW MONKEY RESORTS INFO & GIFT SHOP」があります。
装備に不安がある人は、ここで登山靴や防寒着、ストックにアイゼンもレンタルすることもできます。

ここから徒歩で地獄谷野猿公苑まで1.6km、山林の遊歩道を約25分歩いていきます。
(動画では道なり21分間を21秒で見れるので、ぜひご覧ください!)

私はTimberlandのブーツで臨みましたが、問題なく歩けました。
基本的に遊歩道は整備されていて、雪かきもされているので、安心です。

道はこのような感じ。雪で真っ白です。

道中すれ違う方はほとんどが外国の方ばかりでした。
長野五輪でハーフパイプ競技の際に地獄谷野猿公苑が紹介されてから、一気に知名度が高くなったそうです。

(動画では道なり21分を21秒で見れるので、ぜひご覧ください!)動画2:54~

4.地獄谷野猿公苑に到着!

長い道のりを終えて、地獄谷野猿公苑に到着しました。

ここで入苑チケットを購入します。
おとな800円、こども400円です。

チケットはこちら。

さらに少し歩いていくと、おサルさんが…!

人間には目もくれず、目の前を悠々と歩いています。

話題の温泉までたどり着くと…

たくさんのおサルが温泉に入ったり、周りで涼んでいました!

親子もいて、リラックスしています。

気持ちよさそう。

しっかり肩まで浸かっているいるサルも。

周辺のサルも、それぞれが雪を掘りながら、食べ物を探している様子でした。

ちなみに、ここ地獄谷野猿公苑の起源は、1964年に害獣として駆除されていた日本猿と共存するために設立されたそうです。

もともとはサルの温泉はありませんでしたが、近くの旅館「地獄谷温泉後楽園館」の露天風呂に子猿が入りだしたのが始まりとのこと。

その後、衛生的観念から、サル用の露天風呂が作られたのでした。

サルが温泉に入るのは12月~3月がメインなので、この時期がおすすめです!

サルは50~60頭で、基本的に温泉に入るのはメスと子猿。オスは周辺で警戒しているそうです。

ボス猿は敬意を込めて「龍王」と呼ばれているのだとか。

なかには、川のほとりで座ってひと休憩しているサルも。

ぼーっと黄昏ている様子。

隣にお邪魔してみました。

一瞬チラッと目線が合いましたが、そのあと特にお互い干渉せず。

お別れの瞬間。
顔を見上げてくれました。

周辺には大迫力の間欠泉もあり、近くまで行って見ることができました!

5.徒歩で地獄谷野猿公苑から温泉宿へ

帰り道も30分程度、徒歩で入口へ戻ります。

最後は入口付近で気になっていた「猿座カフェ ENZA cafe」でカフェラテをテイクアウト。

カフェラテを飲みつつ、徒歩で今晩の温泉宿「Hishiya Torazo Ryokan ひしや寅蔵」へ向かうことにしました。

約20分の道のりで、道中は「天川神社」も見かけました。

山も川も橋も、雪で真っ白!

とても風情を感じます。

温泉宿「Hishiya Torazo Ryokan ひしや寅蔵」もとても素敵だったので、次回もお楽しみに!

旅の動画はこちら!

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