「コロナで鎖国状態だったベトナムやフィリピンが、観光客の受け入れを再開した」という情報を入手して、さっそく2022年4月30日から5月8日までの9日間、ベトナムとフィリピンへ渡航してきました!
実際に行ってみた感想や、旅行するのに必要な情報をシェアしたいと思います。
今回の旅スケジュールは下記です!(費用/2名)
日時 | 移動 / 宿泊 | 滞在国 |
2022年4月30日 | 成田空港→ホーチミン(¥37,540 / VietjetAir) | |
コンチネンタルホテルサイゴン泊(¥7,605) | ベトナム | |
2022年5月1日 | ホーチミン→シンガポール、シンガポール→マニラ (¥63,487 / Jetstar) | |
サヴォイホテルマニラ泊(¥9,980) | フィリピン | |
2022年5月2~3日 | マニラ→エルニド(¥31,850 / Airswift) | |
エルニドガーデンリゾートホテル泊(¥39,706) | フィリピン | |
2022年05月04日 | マリーゴールドホテル泊(¥8,641) | フィリピン |
2022年05月05~06日 | エルニド→セブ(¥41,972 / Airswift) | |
クリムゾンリゾートアンドスパマクタン泊(¥35,296) | フィリピン | |
2022年05月07日 | エロイーザ・ロイヤル・スイーツ泊(¥6,417) | フィリピン |
2022年05月08日 | セブ→マニラ、マニラ→成田(¥104,985 / CebuPacificAir) |
飛行機代+宿泊費の合計は、¥387,479(2名)でした。
1名あたり約¥194,000で旅行できます!
【注意】新型コロナウイルスによる入国制限については、予告なしに変更される可能性があります。
必ず下記ページで最新情報をチェックしておきましょう!
外務省海外安全ホームページ|新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置
IATA(国際航空運送協会)|新型コロナウイルス旅行規制マップ(COVID-19 Travel Regulations Map)
フィリピンが観光客の受け入れを再開!
ブースター接種を終えていれば、ビザも入国前のPCR検査も不要!
2022年2月10日から外国人のフィリピン入国に関して、ワクチン接種等の要件を満たす外国人の、商用・観光目的の査証免除による入国 及び 既存の有効な査証による入国 が認められています。
またフィリピン政府は2022年5月30日以降、ワクチン完全接種後に「ブースター接種(追加接種)」まで終えた人に対し、フィリピン渡航前の新型コロナウイルス検査による陰性証明書の取得を不要とする旨を発表しました。
<ワクチン完全接種の要件>
外国人は、出発国/出発地を出発する日時の14日以上前に、2回接種するワクチンの2回接種 または 1回接種するワクチンの1回接種を受けた場合に限り「ワクチン完全接種」とみなす(これを “Primary Series COVID-19 Vaccination” とする)
新興感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)|決議168号
必要な渡航書類はこれ!(2022年5月30日~)
2022年5月30日以降、日本国籍の方が 査証免除で入国する場合 の必要書類等は以下の通りです。
(下記の要件を完全に満たさない場合は、入国拒否 ないしは 国外退去の対象となります)
<ワクチン完全接種+ブースター接種を完了している人向けの必要書類>
① フィリピン到着の時点でパスポートの残存有効期限が 6か月以上 あること
② フィリピン到着日から30日以内にフィリピンから帰国・出国するための航空券
③ 有効なワクチン接種証明書(日本の市区町村で発行したワクチン接種証明書は現在有効です)
<ブースター接種が未完了の人向けの必要書類>
上記①~③に加え、下記の新型コロナウイルス検査の陰性証明書が必要。
出発前48時間前以内のRT-PCR検査
または
出発前24時間前以内の抗原検査
在フィリピン日本国大使館|フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について(その200:外国人のフィリピンへの入国に係る要件等)
滞在期間が30日以内ならビザも不要!
2022年2月10日以降、ワクチン接種等の要件を満たす外国人の 商用・観光目的の査証免除 による入国が許可されています。
日本国籍の人は商用 または 観光目的であれば、フィリピンに入国する際の査証は不要となり最大で30日間フィリピンに滞在することができます。
フィリピン入国管理局(Bureau of Immigration)|Countries under Executive Order 408
フィリピン渡航前に必要な準備8つ!
①航空券の予約
フィリピン行き航空便のチケットは、インターネット、旅行代理店等での購入が可能です。
安く抑えたい場合は、「Skyscanner(スカイスキャナー)」で検索するのがおすすめ!
②宿泊先の予約
ホテルは宿泊先ホームページで直接予約すると安くなることもあります。
ですが「Hotels.com(ホテルズドットコム)」や「Booking.com(ブッキングドットコム)」を利用すると、独自の割引価格が表示されたり、ポイントを貯めたり特典がつくことも。アカウントを持っている方は、こちらで予約することをおすすめします!
③新型コロナ感染症の治療費をカバーできる10,000USD以上の補償額がある医療保険/海外旅行保険の加入 ※必須ではないが、あったほうが安心
2022年5月30日以降、これまで必須とされていた最低補償額35,000USD以上の医療保険加入義務は廃止されました。
ただし、渡航者に対しての医療保険への加入を強く推奨しています。
新型コロナウイルスに感染した場合は、滞在国の規定にそった検査、隔離が必要になり費用は渡航者の負担になります。
保険に入っていないと、時には数千万円にものぼる高額な医療費・移送費を全て自己負担しなければなりませんので、万一に備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことを強くお勧めします。
なお、クレジットカードに付帯している保険では補償として決して十分ではない点にも留意が必要です。
わたしは損保ジャパンの「新・海外旅行保険【off!(オフ)】」の「保険料と補償バランスプラン」を契約しました。
成田空港のチェックインカウンターや、フィリピン入国審査時に保険加入の有無を確認されますので、保険のWEB契約証は紙で印刷して持参しましょう!
※スマホの画面はロックがかかったり、小さくて見づらかったりするので、必要書類は紙で見せることをおすすめします
④新型コロナウイルスワクチン接種証明書
フィリピンに入国する12歳以上の外国人は、少なくとも出発14日以上前までに規定回数のワクチンを完全接種し、有効なワクチン接種証明書の取得・提示が必要 となります。
※ 外国籍の方は原則ワクチン完全接種必須です
※ 12歳未満の子供は、親と一緒に渡航する場合はワクチン接種証明書不要です
※ 下記に該当する場合はワクチン未接種でもフィリピンへの渡航が認められますが、到着後の隔離が必要です
・フィリピン国籍者
・外交官とその扶養家族(9(e)査証所持者)
2021年12月20日から、スマートフォンの専用アプリで二次元コード付き接種証明書(電子版)の発行が可能になりました。
※接種証明書(電子版)の取得にはマイナンバーカードが必要です。
詳細は下記ページをご確認ください!
新型コロナウイルス感染症 予防接種証明書(接種証明書)について
⑤出発48時間前以内に受けたRT-PCR検査の陰性証明書 ※ブースター未接種者のみ
フィリピンへ渡航する外国人は下記に該当する場合、下記検査の陰性証明書 の提示が必要です。
ワクチン完全接種が完了していて、ブースター接種が未完了の人は下記を準備しましょう。
・出発48時間前以内に受けたRT-PCR検査の陰性証明書
・出発24時間前以内に受けた抗原検査の陰性証明書
<有効な検査受検期間>
例)7/17(土)11:00 成田発のフライトの場合 → 7/15(木) 11:00以降にPCR検査を受ける必要がある
新興感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)|IATF決議第168号
在フィリピン日本国大使館|フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について
フィリピン航空(Philippines Airlines)|New Entry, Testing, and Quarantine Protocols
わたしは、2022年4月のベトナム入国時にPCR検査が必須だったので、事前に新宿チームメディカルクリニックで検査を受けました。
検査当日に結果通知と陰性証明書を発行(税込16,000円)、メールで送信してくれるので、とても便利です!
⑥One Health Pass のオンライン登録
フィリピン検疫局(Bureau of Quarantine)からの要請を受け、フィリピンに到着する全ての入国希望者は、事前にオンライン入力フォーム One Health Pass への登録が必要となります。
この入力フォームは、これまで機内で記入し、フィリピン到着時に検疫エリアで提出していた「Health Declaration Checklist」(黄色い用紙)に代わる手続きとなり、フライトのチェックイン前までに下記ウェブサイトにてオンラインで事前に個人情報・フィリピン滞在先情報・渡航情報・ワクチン接種に関する情報等を回答する必要があります。
パソコン または スマートフォンからのオンライン登録となります。
下記登録ホームページよりアクセスし、画面に表示される内容に従って登録を完了してください。
(出発48時間前から手続きが可能です)
One Health Pass(ワン・ヘルス・パス)の登録方法・書き方・記入例
登録完了後、表示される QR コード及び transaction number を 必ず自分スマートフォンに保管しておきましょう。
全ての登録を完了している状態(ワクチン接種証明書・陰性証明書の事前アップロードを行い、フィリピン検疫スタッフの事前チェックが完了した状態)では、マニラでの空港到着時に「Express Lane」が利用できます。
登録が完了していない場合は、空港スタッフの補助のもと、一緒にスマホでの画面入力作業をするため、入国に時間がかかる場合があります。
⑦日本帰国前に受ける現地PCR検査と陰性証明書発行の予約
フィリピンから日本に帰国する際は、ワクチン接種証明書の有無 及び 接種回数にかかわらず、出国前72時間以内に受検した陰性結果の検査証明書 の提出が必要です。
※検査証明書は、厚生労働省所定のフォーマットの他、任意のフォーマットでも問題ありませんが、「検査証明書へ記載すべき内容」が満たされている必要があります
下記ページで推奨されている医療機関で、日本帰国のフライト前に、余裕をもってPCR検査の予約をしておきましょう!
検査証明が取得可能な医療機関リスト (首都圏)
許可されたCOVID-19検査研究所リスト(フィリピン国内)
また、PCR検査後は4~5時間で陰性証明書を発行してくれる機関もあれば、24時間かかる機関もあります。
検査を受けても、結果を受け取らなければ、飛行機に搭乗することはできません。
少なくとも帰国の前日までには陰性証明書を受け取れるように、スケジュールをしっかり確認しておくことが重要です!
私はMactan Cebu International Airport内でPCR検査の予約をして、結果をメールで受け取りました。
Outbound Testing Registration and Procedure
⑧タクシーアプリGrab(グラブ)のダウンロード
空港から市内への移動や、街中の移動も、タクシーアプリGrab(グラブ)をダウンロードしておくと大変便利です。
「ダウンロードおよびアカウント登録はできるけど、クレジットカードの決済情報を登録できない…」という声をネット上でよく見かけます。
私も日本国内で事前にアカウント登録はできましたが、クレジットカードの登録はなぜか出来ませんでした。
しかし、フィリピン入国後にクレジットカード登録はできたので、皆さんも焦らずに現地到着後、空港で登録してみましょう!
フィリピン入国手続 及び 滞在について
フィリピン到着時に One Health Pass 登録時に発行されたQRコードを提示します。
また機内にて、入国カード(Immigrations Arrival Card)が配布されますので、記入しておきましょう。
空港到着後の手続きは下記の流れです。
①入国審査等
降機後、パスポートの記載事項を確認します
One Health Pass 登録時に発行されたQRコードを提示し、入国カード(Immigrations Arrival Card)を提出します
その後、受託手荷物のピックアップ 及び 税関検査に進みます
↓
② 空港からの移動手段
タクシーやGrab(グラブ)にて市内に移動することが可能です。なお、タクシーはぼったくり事例が多いので、事前に相場の値段を確認したり、メーターをスマホ撮影して相手が言い逃れできないようにするなど、対策をしておきましょう。
※Grab(グラブ)なら事前に料金が確定しているので、ストレスがありません
↓
③ その他
ホテルやショッピングセンターなど、現地ルールを念頭に置き、適切な対応(マスク着用、密の回避、手指消毒等)をしましょう
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